こんにちは、つとむです。
今日のブログは慢性上咽頭炎について。
後鼻漏やのどの粘つきなど、長年厄介な症状に悩まされ、昨年の10月頃から治療をスタートした「慢性上咽頭炎」。
今も耳鼻科への通院をつづけています。
聞き慣れない病名である「慢性上咽頭炎」とは、そもそもどんな病気なのか。
原因や治療方法など、さっそくご紹介させていただきます。
上咽頭炎について
慢性上咽頭炎についてご説明する前に…。
まず上咽頭炎というのは、文字通り上咽頭に炎症が起こっている状態のこと。
鼻の奥から喉(のど)につながる部分を「上咽頭」と言い、場所によって少しずつ名称が変わるそうです。
- 口を開けたときに目視できる喉(のど)の部分
- 中咽頭
- 中咽頭より上の目視できない部分
- 上咽頭
- 中咽頭より下の部分
- 下咽頭
上咽頭炎が起こる原因
鼻から吸った空気は「上咽頭」から「中咽頭」に流れるため、上咽頭にはホコリや細菌・ウイルスがとても付着しやすく。
炎症などがとても起きやすいそうです。
考えられる原因
- 細菌やウイルス
- 疲労
- ストレス
- 体の冷え
- 空気の乾燥 など
詳細については判明していないことも多く、さまざまな要因が影響しているのではないかと考えられています。
上咽頭炎の症状
上咽頭が炎症を起こした場合に発生する、主な症状がこちら。
- 鼻とのどの間の痛み
- 粘ついたものが鼻とのどの間にくっついている
- 後鼻漏(鼻の奥からのどに鼻水が流れてくる)
- 痰が絡みやすく咳払いが多い
- 肩や首のコリ、頭痛、頭が重い など
自分の場合は、上記の症状ほとんどが当てはまっている状態でした💦
上咽頭に粘ついたものがくっついている感じというのは、症状を経験したことのない方にとっては分かりづらいかと思いますが…。
違和感がすごくて常に気になってしまうため、かなりつらい状態です(;´Д`)
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症状や治療方法についてなど詳しく掲載されています。
『慢性型』と『急性型』
つらい症状があらわれる上咽頭炎ですが、実は「慢性型」と「急性型」の2種類に分かれていて。
症状が長引いたり、治療後に一進一退の状態をくり返している場合を「慢性上咽頭炎」と言うそうです。
自分は長年同じ症状に悩んでいることから、「慢性上咽頭炎」に該当するものと思われます。
上咽頭炎の治療
ここからは治療方法について。
上咽頭炎に有効であるとされている治療法の1つが、「Bスポット療法」=別名「EAT(イート)」。
「上咽頭擦過療法(じょういんとうさっかりょうほう)」とも呼ばれているその治療方法は、実にシンプル。
塩化亜鉛という液体をつけた長い綿棒のようなものを、口の中から上咽頭に直接塗るだけ!
「擦過=こする」という言葉のとおり、炎症部分にぐりぐりと液体をこすりつけていきます。
病院によっては鼻から行なう場合もあるそうです。
そんなシンプルな治療法ですが、直後の痛みは相当なもので…。
上咽頭の炎症がひどい人ほど、治療後の痛みも強く。
自分の場合、はじめて治療を受けたときは、翌日のお昼すぎまで強い痛みがつづきました(;´Д`)
さらに吐き気も出てしまい、帰宅後はしばらく横になっていたことを覚えています💦
こちらの治療は回数を重ねるごとに痛みが軽減するため、2回目以降は吐き気が出たことはありません。
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継続的な通院が必須
「急性型」で軽度の場合、1度の治療で済むこともあるという上咽頭炎。
ただ「慢性型」となるとそうはいかず、週1~2回のペースで継続的に治療を行なう必要があります。
この継続的な通院というのが、社会人にとってはかなりのハードルに( ;∀;)
自分の場合は職場の方が理解を示してくれたため、ありがたいことに会社を早退して通院していますが💦
それでも週1~2回通うことはむずかしく、今は1~2週間に1度のペースで通院をつづけています。
現在の症状
治療をはじめて4ヶ月ほど経過した現在。
完全に症状が無くなるところまでは至っていませんが、以前と比べると少しずつ良くなってきました。
年末までは順調に良くなっていたものの、年明けに風邪をひいたことで、後鼻漏の症状が強くでてしまい…。
今後も根気強く治療に通いたいと考えています。
最後に
つらい症状がつづく「慢性上咽頭炎」について、症状や治療法などご紹介させていただきました。
この病気については、自分自身も長年悩まされていて。
同じ症状に悩む方と少しでも情報を共有したいと思い、ブログに書くことを決めました。
治療経過や症状についてなど、引きつづき更新していく予定ですので、今後もぜひ読んでいただけたらうれしいです。
それでは。
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